
後数ヶ月しかハワイにいれないのに、ラニーニャのせいでハワイ(特にサウス)には全く波がこない。
この図はAO指数のアンサンブル予想図。AO(Arctic Oscillation)とは北極振動の事で、日本の冬の気候に影響を与える北半球大気循環のこと。AO指数が+の時は寒帯ジェットが強まり、北極の冷たい空気が南下しにくいため、日本付近は暖かくなる。逆に、マイナスの時は、寒帯ジェットが蛇行しやすくなり(気圧の谷・尾根が深く波打つ)、日本付近に寒気が入りやすく寒くなる。AOの周期は、季節内変動から年変動、準10年変動と幅広く、予想可能なのはたったの2週間。ちなみにエルニーニョラニーニャは数ヶ月〜1年前予報が可能。上の図の予報を見ると、1月初めまでは、少なくともプラスだから平年より暖かいだろうけど、1月後半以降、ラニーニャ指数が弱まる事もあって、寒くなるのか暖かくなるのか... 結論は分からないという事w
そういえば、この前グループミーティングで話題になったんだけど、世の中地球温暖化に対する常識がマスコミに左右されすぎてること。
その①、温暖化が進むと雪が減る。これはウソで、温暖化が進むと、空気が含む水蒸気量が多くなるから、むしろ雪、大雪になる可能性はあがる。地球全体の平均を取ればの話で、日本では確かに10年、20年前と比べて、雪が少なくなってる。
その②、海水面上昇のウソほんと。○ル・ゴアが「○都合の真実」で堂々と、北極の氷が溶けたら海水面が数mあがるって言ってたけど、全くのウソ。あれは彼にとって「不都合な真実」だったから、数値を偽装したのかなw 理由は簡単で、北極の氷は海に浮いてるから、氷と水の密度を考えれば、解けても水位は変わらない。 逆に、南極の氷は南極大陸の上にあって、全部溶けたら確かに海水面はあがるけど、7〜8mはウソ。最新の研究では30〜60センチという数値が出てる。けど、南極の氷が全部溶けるのはあり得ない話で、南極はマイナス30〜40°の世界だから、温暖化が進めば空気中の水蒸気が増え、それがもともとある氷床に付着し、再び氷となる。だから、氷が海に溶けても、空気中の水分が氷に付着し、実際の溶けるスピードは極端に遅いか、むしろ温暖化で南極の氷河が大きくなるってこともあり得る。
いろんな気候モデルで100年後とかの気候予想をして、相当な額の資金を気候変動の研究にあてられてるけど、実際に信頼できる結果は少ないのが現状w 今分かっている一番有力な答えは『温暖化が進めば、湿潤気候はより湿潤に、乾燥気候はより感想になる」要するに極端に言えば、砂漠はもっと砂漠化して、熱帯雨林はもっと熱帯化するってことw 気候変動分野に多額の資金が流れてるけど、その4分の1でも使って、北極の氷がなくなる前に、ホッキョクグマを南極に移動させてあげればいいのにって思うw
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